読書日記

  勉強ができれば幸せか

 『幸せになる力』(清水義範)より、
 幸せの形は数えきれないほどあるんだ。どれか一種類の生き方だけが幸せだなんてとんでもない。
 勉強ができればある種の幸せが手に入りやすい、ということはとりあえず正しいかもしれない。
 だが、幸せになるための道はそれひとつではないのだ。きみは、きみに向いた道を歩いて幸せになろう。その道は必ずあるのだから。
 学生なら、とりあえず勉強を頑張るというのは、幸せになる道ではあるでしょう。
 それによって、将来の可能性が広がるからです。将来、こういう仕事をしたいと思っても、勉強ができないと進めない道もあるのです。
 もちろん、学生のうちから「□□を目指して、そのために勉強を頑張る」というのはいいことです。

 でも、幸せになるための道はそれだけではありません。
 勉強があまりできなくても、進める道はたくさんあります。
 社会人になってからも、学生に比べたら減ってはいても、幸せへの道はたくさんあるのです。
 ひとつの道をあきらめることになったとしても、幸せになることをあきらめるのは自分のためによくありません。

 自分に向いた幸せの道がきっとあるはずです。
 それを見つけることは難しいかもしれませんが、あきらめずに探し続けたほうがいいでしょう。
 たとえば、“好き”というのはやりたいことのヒントであり、幸せのヒントでもあると思います。自分の好きなことを広げるか深めるかしてみると、自分の幸せの道が見つかるかもしれません。

 自分に合った生き方を見つけて、自分らしく生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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