読書日記

  平凡がいい

 『幸せになるための罪深き7つの知恵』(ロジャー・フーズデン)より、
6つめの知恵「平凡がいいのです」

 私たちは、平凡なモノに囲まれて、ありきたりな出来事に遭遇しながら、自分と同じような、普通の人たちとともに暮らしています。
 平凡であるのはよいことです。「平凡で素晴らしい」のが人生です。

 「平凡」というのはつまり、「ありのままの、あらゆるもの」ということです。
 私たち一人一人は、ごく平凡な人間でありながら、奇跡のように素晴らしい存在でもあるのです。
 朝起きて朝食を食べて、昼間仕事や家事や勉強をして、夜夕食を食べてお風呂に入って寝る。多くの人はこれに当てはまるのではないでしょうか。
 もちろん、違うところもいろいろあると思いますが、同じような暮らし方をしていると考えることもできるのではないでしょうか。

 でも、私たち一人一人はみんな違っています(それでいいのです)。
 また、自分が今ここに存在するのは奇跡的なことと考えることもできます(素晴らしいことです)。
 そして、自分にとって自分はかけがえのない大切な存在です(自分の代わりは誰もいないのです)。

 だから、「自分は平凡」などと自嘲して不幸な気もちになる必要はないのです。
 自分にはいろいろ問題もあるでしょうが、「今のままでも(それなりに)いい」のです。未熟だからそれだけ成長の可能性があるとも考えられるでしょう。
 そもそも「平凡」などと考えるのは、自分を人と比べるからです。比較は不幸になる考え方です(不幸になる考え方は早めに気づいてストップすればいいのです)。

 幸せになるためには、「人は人(でいい)、自分は自分(でいい)、違っていていい」と考えられるようになるといいのではないでしょうか。

人はハオハオ   自分は好好



   

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