読書日記

  欠点があってこそ人間

 『幸せになるための罪深き7つの知恵』(ロジャー・フーズデン)より、
4つめの知恵「完璧に価値はありません」

 私たちは皆、素晴らしく普通で不完全な、やがて死すべき人間であり、それ以上でも、それ以下でもありません。だから、もっと自分にやさしくなってあげてもいい。「私は欠点があってこそ人間なのだ!」と高らかに宣言し、欠点を謳歌してもいいのです。

 自分が欠点だらけの弱い奴だと知れば、自分自身に共感して、自分にやさしくなれるばかりか、他人に共感して、他人にやさしくなる力がぐんと増します。
 誰にでも欠点はあります。(「私には欠点がない」と言う人がいたら、そこに大きい欠点があり、他にも気づいていない欠点があることでしょう)
 自分の欠点を許せないと、自分を責めたり自分はダメだと思ったりして、自分につらい思いをさせてしまいます。
 また、自分が幸せになる努力もなかなかできないのではないでしょうか。

 「誰にでも欠点がある」ことが心からわかれば、「自分にも欠点がある」ことを認められる(受け入れられる)はずです。
 「欠点があってこそ人間」と開き直れるといいのでしょう。欠点が見えない人は近寄り難い、ということもあると思います。

  『すぐれたところがありながら疎んじられる人がおり、
   欠点だらけでも好かれる人がいる』 ラ・ロシュフコー

 自分の欠点や弱さを受け入れられる人は、ある意味、強い人でありやさしい人です。
 そういう人は自分にやさしくなれ、自分を大切にし自分を幸せにすることもできるのではないでしょうか。
 そして、人にやさしくすることもできるのでしょう。

まず自分から



   

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