読書日記
過剰行動
PHP12月号の特別企画は『「脱・三日ぼうず」大作戦』。
石田淳さん(行動科学マネジメント研究所所長)は、
継続したいと思っている行動には、2つのパターンがあります。二つ目は、禁煙したり、ダイエットで過食を防ぐといった、これから減らそうとしている余分な行動「過剰行動」です。
過剰行動の場合の、環境を整える3ポイント。
1.行動のきっかけを取り除く
2.デメリットを用意する
3.ハードルを高くする
やめればいいことはよくわかっているけど、“どうしてもやめられない”ことがあるという人は多いでしょう。
そういう場合には、やらないような環境を整えるために、いろいろと工夫できるといいのでしょう。
行動のきっかけを取り除くことで、行動しにくくできるといいのでしょう。
たとえば、禁煙したければタバコやライターや灰皿を捨ててしまい、新たに買わない。ダイエットをしたければ余分な食料は買わない。
また、ストレスをためない、気分よく生活するように心がけることが、悪い癖を予防することにつながるのではないでしょうか。
デメリットはわかってはいるのでしょうが、つい軽く考えたり忘れたりしてしまうのでしよう。
禁煙や肥満などの健康に及ぼす影響をちゃんと調べ、その最悪のケース書いた紙を目につくところに貼っておくといいのではないでしょうか。
また、自分と家族の長期(老後まで)の幸せな人生を考えることが、悪い行動をやめる強い動機になるかもしれません。
悪い癖がやめられないとただ悩むのではなく、いろいろと具体的な工夫をすることが大事なのだと思います。
また、悪い習慣を改めるには、それをいい習慣に変えられる場合もあると思います。