読書日記

  計算しない

 『努力しない生き方』(桜井章一)より、
 ふだんわれわれが生活や仕事でひっきりなしにしている計算の多くはもしかして無駄だったり、マイナスになっているのではないかということだ。
 もちろん最低限の計算をしないことには生活も仕事も成り立たない。しかし今の人は不必要に複雑な計算をやり過ぎている。

 「自分の人生、計算ばかりだな」と思ったら、そこで計算を止めてみる。「計算する人」から「計算しない人」へ。そんな転換がはかれたらあなたの人生もきっと大きく転回していくことだろう。
 私たちは無意識のうちにいろんなことを計算してやっているのでしょう。
 たとえば、時間の計算、お金の計算、体力や疲れの計算、・・・。

 何かを計算づくでやっていることもあるでしょう。
 たとえば、こうして、こううすれば、こうなるのような成り行きの計算。自分がこうすれば、相手はこうするだろうのような人間関係の計算。何かを使うことでこうなるというような物の計算。さまざまな人生の計算。

 もちろんある程度の計算はふつうにすることで、役立っていることも多いのでしょう。
 でも、計算しすぎたり、余計なことを計算したりして、楽しめなくなったり疲れてしまったり、悪影響がでるのはよくないのでしょう。

 自分が楽しめなかったり気疲れしたりよくするようなら、「(無意識に)計算しすぎではないか?」「考えすぎではないか?」と自問してみれば、気づけることもあるでしょう。
 そしたら、「計算するのはやめよう」「これ以上考えるのはよそう」「余計なことを考えるのはよそう」と考えられるといいでしょう。
 続けて、「楽しもう」「少し力を抜こう」などと考えられると、なおいいでしょう。

 幸せになるためには、ヘタな計算よりも、楽しい・好きやりたい・幸せな感じのような自分の心を大切にしたほうがいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

努力しない生き方』桜井章一

ホームページ