読書日記

  エネルギーを出し惜しみしない

 『努力しない生き方』(桜井章一)より、
 エネルギーというのは出し惜しみしていると、エネルギーが蓄えられるどころか、かえって涸れていく性質を持っている。

 だからエネルギーというのは気分が乗らないからといってあまり出し惜しみしないほうがいい。エネルギーは出せば出すほど湧いてくるものだ。
 いろんな意味のエネルギーがあるとは思いますが、エネルギーは出すことによって増すのだと思います。
 もちろん、エネルギーの出しすぎは消耗するのでしょうが、それは相当にエネルギーを出した後の話です。

 気分ややる気が出ないからとやらないよりも、今できることをやり始めることによって気分ややる気や調子が出てくるのを引き出せるといいのでしょう。
 やることに慣れてきたり上達したりすることで、うまくエネルギーを出せたり、省エネできるようになることもあるでしょう。
 やることを続けるうちにパワーがつけば、さらにエネルギーを出せるようにもなるでしょう。

 エネルギーをまだ十分に出してもいないのに、消耗を心配して出し惜しみするのは、自分のためにならないのではないでしょうか。
 また、パワーをつけることが将来に役立つと考えれば、エネルギーの出し方も変わるでしょう。



   

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