読書日記

  克己心とは

 『克己心』(宇津井健)より、
 よいブレーンはもちろん大切ですが、誰よりも客観的に自分を見る目を失わずに、身体を鍛え、知性を身につけ、自分の仕事を厳しく評価しながら常に進歩し続けなくてはいけない。
 そのためには、弱い自分、甘い自分に打ち克っていく強い気持ちが必要になってきます。それが、克己心です。
 仕事をしていく上でも、生きていく上でも、まわりの人に頼りすぎずに、自分がしっかりしてやることが大事でしょう。
 そのためには、自分を強力にし、進歩・成長していくことが重要なのでしょう。
 また、弱い自分の心に負けずに打ち克つ“克己心”が必要なのでしょう。

 いろんな強さがあると思います。身体の強さ、知性の強さ、意志の強さ人間関係の強さ我慢強さ、自分に厳しくする強さ、・・・。
 自分が望む強さを身につけられるように努力を続け、少しずつ進歩していけたらいいのではないでしょうか。

 著者の宇津井健さんは、先日80歳を迎えられましたが、「腹筋の回数は朝晩それぞれ平均300〜500回」だそうです。
 ご自宅にいくつかのトレーニングマシンを置いた部屋があり、他の運動もやられているということです。胸囲はなんと1メートル以上あるそうです。これぞ、克己心のなせるワザでしょうか。

 (弱い/甘い)自分に完全に打ち克つのは容易なことではないと思います。
 自分の弱さを受け入れた上で、うまく自分とつきあっていけるといいのではないでしょうか。



   

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克己心』宇津井健

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