読書日記

  ものの捉え方

 『自分のうけいれ方』(加藤諦三)より、
 幸せとは、問題のないことではない。問題を扱う心の能力によって、同じことを幸せと思う人もいるし、不幸せと思う人もいる。

 体力がなく、病気がちの体を持って生まれても、幸せな人はいる。
 幸せと捉えられる人は、この病気のおかげで生きている尊さを教えられたと思う。
 不幸になる人は、「なんで自分だけが病気になるんだ」と不満になる。

 ものの捉え方で、幸せになれる人か不幸せになる人かが決まるのである。
 同じような問題を抱えていても、不幸になる人もいれば、それなりに幸せに暮らせる人もいます。
 それは、その人のものの捉え方・考え方によるところが大きいのでしょう。
 それはその人の心の(幸せになる)能力の違いと言ってもいいのでしょう。

 どんなもの(事・人・物)にもいい面と悪い面があり、どちらを見るかによって捉え方が変わります。
 悪いことや不幸なこともいいように考えることができるといいのでしょう。不幸な経験からも学べることがきっとあるはずです。

 幸せになるためには、まず「考え方を変える」ことからだと思います。
 考え方を変えれば、感じ方も変わり、望むものも変わり、行動も変わり、人生も変わるのではないでしょうか。



   

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