読書日記

  暇つぶしには仕事が一番

 『がばいばあちゃん 幸せの教え』(島田洋七)より、
 ばあちゃんは毎朝4時に起きて、雨の日も風の日も仕事に行ってました。ちょっとぐらい風邪引いたところで、全然休みませんわ。掃除婦だったから冷たい水で手も荒れてね、でもばあちゃんはこんなことを言っていました。

「人生は死ぬまでの暇つぶしやから。暇つぶしには仕事が一番ええ」

 仕事しながらね、暇つぶしながら金になると。選ばなかったら仕事なんて何でもありますわ。
 やっぱり人間、長生きする人は心に張りを持ってますもん。それにはやっぱり、仕事するのが何よりの薬だと思いますよ。
 「人生は暇つぶし」と考えられれば、もっとラクに生きられるのかもしれません。
 とはいえ、何をして暇をつぶすかは、人それぞれでしょうが、難しいところです。
 幸せになれる時間の使い方ができるといいのではないでしょうか。

 やりたいことがやれれば幸せなのでしょうが、生きていくためにはやらなくてはならないこともあります。
 そのもっとも重大で、費やす時間も長いのは、仕事でしょう。
 仕事の内容が好きだったり、仕事を楽しめたり、喜びを感じられたりする人は幸せでしょう。

  『仕事が楽しみならば人生は極楽だ。
   苦しみならばそれは地獄だ』 ゴーリキー

 他にも仕事のいいところはいろいろあります。
 お金が得られることで、それを使って得られる幸せも多いはずです。
 仕事が人の役に立てると思えることは喜ばしいことであり、自分の存在価値にもつながることです。
 仕事に夢をもてたり、生きがいを感じられる人は、とても幸せでしょう。
 仕事の内容が健康にいいものもあれば、働くことが心の張りになったり生きる力になる人もいるでしょう。

 仕事でも何でも、やらなくてはならないことは(せっかくやるのなら)楽しめるように工夫して、少しでも楽しめるといいのではないでしょうか。
 暇つぶしは楽しめることが何よりではないかと思います。



   

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