読書日記

  死ぬまで夢を持て

 『がばいばあちゃん 幸せの教え』(島田洋七)より、
「人間死ぬまで夢を持て。その夢が叶わなくても、しょせん夢やから」

 要するに、一生懸命やった結果にいちいち落胆するなっちゅうことです。
 この夢がだめなら次の夢、その夢がだめなら次の夢。自分から仕掛けていかんと夢じゃありません。ずーっと死ぬまで夢を見続けることが大事なんです。
 「夢」とは将来の幸せにつながるものです。それも比較的大きな幸せにつながるものが多いでしょう。

 自分の夢に向かって努力しても、叶わないこともあります。
 一つの夢の悪い結果にあまり落ち込まないほうがいいのでしょう。「しょせん夢」と考えられれば、少しはラクなのかもしれません。

 また、一生懸命にベストを尽くすことができたのなら、そういう自分に納得できるでしょう。長い目で見れば、努力の過程で身につけたものや失敗の経験によって得られたものも大きいはずです。
 そして、夢への過程を十分に楽しめたのなら、それだけでも価値はあるのだと思います。

 一つの夢の失敗で立ち直れなくなったり、もう夢を持てなくなってしまうのが、人生の中ではいちばんの失敗なのかもしれません。
 夢を持ち続ける限り、いつか夢が叶う可能性はあるのです。
 夢を持ってイキイキと人生を楽しんで生きていけたらいいのではないでしょうか。



   

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