前向きに考えるのは大事なことですが、悩むというプロセスを抜きにしたプラス思考は、自分の弱さやダメな部分から目をそらすことにつながりかねません。さまざまな気晴らしの手段があふれている現代においてはなおさらでしょう。 大いに悩み、まず自分の弱さや能力の限界を知って、それを認めてこそ、「では、どうしたら変えていけるだろうか」と考えることができるようになる。