読書日記

  人々のためになることを考える

 『人生を100%活かす』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 欲から離れた考え方をもてばいいのです。
 例えば、「ここに苦しんでいる人がいる。この人間はどうやって助けてあげればいいのだろうか」とか、「困っている人々をどういうふうにしたかその常態から抜け出させてあげられるだろうか」とか、(中略)そういうふうに考えるべきです。
 自分のためにではなく、人々のためになることを考えるということです。

 欲の気持ちをできるかぎりカットして、人を助けてあげる方向へと考えを改めてみるべきなのです。
 悩みは何かへの欲(望)が生んでいる、と考えられます。
 そして、ほとんどの欲は「自分のため」だけの我欲です。
 我欲を離れた考え方をもつことで、自分の悩みや不幸から離れられるといいのではないでしょうか。

 具体的には、「自分のため」でなく「人(々)のため」を考えること。
 苦しんでいる人、困っている人、不幸な人などを助ける方法を考えること。
 「人のために何かしてごらん」と夜回り先生も言っています。

 「人のため」は「自分のため」になるのです。
 人を幸せにすることは自分が幸せになる方法の一つです。
 人を幸せにすることで、自分の不幸を忘れられることもあります。

 (自分のことばかり考えて)不幸になりやすい人は、「人を助けること」「人のため」「人の幸せ」を考えることを試してみてはいかがでしょうか。



   

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