よほどの自惚れ屋でないかぎり、自分にどれだけの欠点があるかをわきまえている。誰にでも欠点はあるのでしょう(「自分には欠点がない」と言う人がいたら、少なくともそこに大きな欠点があり、他にも気づいていない欠点があるでしょう)。
さまざまな欠点を自覚するとき、それをなくしようと神経質にくよくよするよりも、いっそ発想を転換したらどうか。持って生まれた欠点は今さらどうしようもない。すっぱり忘れてあきらめる。そして自分の長所を伸ばすことに意識を集中する。
欠点をもちながらも業績をあげればよいのである。そのうち欠点が目立たなくなるだろう。
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