読書日記

　　誰でもウェルカム

　プレジデント５月３０号の特集『幸せになる練習』「心の筋トレ入門」、
　嫌いな人が好きになる練習（内藤誼人さん／立正大学特任講師）より、
　人を嫌いでいると自分自身が損です。
　「私は誰でもウェルカム！」という気持ちで、常に笑顔を心がけていたほうが自分もラクです。
　人を嫌いでいると、その人と会っている最中に嫌な気持ちになるだけでなく、いっしょでないときにも相手のことを考えて嫌な気持ちなることにもなりがちです。
　また、自分が嫌だと思っている相手との関係は良くないまま続くことでしょう。それだけ自分が嫌な思いをする時間が長くなってしまうでしょう。
　あまり「嫌い」と思わないようにしたほうが、自分のためにいいでしょう。

　嫌な人も考え方によっては自分にとって価値のある人になります。たとえば、人間関係について学ぶ「いい先生」、幸せになる考え方を身につけるための「いい練習相手」などと。
　また、どうせ会うのなら、イヤイヤ接するよりも、笑顔で接するほうが、相手にとっても自分にとってもいいのではないでしょうか。

　映画評論家の淀川長治さんが「他人歓迎」という言葉を大切に心がけていたそうです。また、「私は未だかつて嫌いな人に会ったことがない」とも言っていたそうです。
　「誰でもウェルカム！」という気持ちになるのは難しいかもしれませんが、そう心がけることが自分の今後にとって大事なのではないでしょうか。



　　　

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