読書日記

　　自立する

　『自分を変える良い習慣』（ジェリー・ミンチントン）の「４章　他人に依存しなくてもすむようにするには」の「自分を変えるとっても重要な考え方」より、
・基本的に、自分でできることは自分でしなければならない。
・他人から何かをしてもらいたいなら、なんらかの形でお返しをする準備をしなければならない。
・向上心を持てば、他人への不健全な依存を断ち切って自立する喜びを味わうことができる。
　一人前の人間は、自分のことは自分でする、というのが当然でしょう。
　人に依存して生きると、幸不幸が相手によって左右されることが多くなるでしょう。
　また、依存できない状況になった場合には、不幸になってしまうのではないでしょうか。

　人に依存しなくてすむようになるためには、「自分を育てよう」という向上心をもって努力することが大事なのでしょう。
　人に依存していてはなかなか成長できないでしょう。自分でよく考え、自分で選択し、自分らしい生き方ができるようになるといいのでしょう。
　さらには、自ら幸せに暮らせるようになることが依存からの脱却につながるのではないでしょうか。

　と言っても、人間は社会的動物であり、人と助け合って生きていけるのが素晴らしいところです。そういう関係の中に多くの幸せもあるのだと思います。
　何かをしてもらったらお返しができるといいのでしょう。
　むしろ、お返しも期待せずに相手を幸せにすることで自分が幸せになれると、なおいいでしょう。

　自育を愉しみ、自立する喜びを味わいながら、人間として成長するとともに、少しずつ幸せになっていけたらいいのではないでしょうか。



　　　

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