読書日記

  少しずつ学び、生かす

 『庭仕事から学んだ人生のレッスン』(ヴィヴィアン・エリザベス・グリック)より、
 庭の仕事は、毎年少しずつ学ぶもので、一度に何もかもは無理なようだ。ガーデニングや野菜づくりに精通しようと思ったら、ゆっくりと時間をかけ、知識を積み重ねていくしかない。
 人生と同じで、重要なのは失敗や成功から学んだことを、どう生かすかである。
 植物を育てる中で学べることはいろいろあるでしょう。そのような生きた知識や知恵は一年で学べるものではないのでしょう。
 年を重ね、経験を積み重ねることで、少しずつ学びながら成長していけたらいいのでしょう。

 人生の中で学べることも同様なのでしょう。
 自分自身の経験の中から、自分が生きる上で役に立つ知識や知恵や方法を一つ一つ身につけていけたらいいのではないでしょうか。

 中でも失敗から学べることは多いでしょう。
 そして、成功の体験によってはじめて知恵を身につけたことになるのだと思います。また、成功体験によって自信自尊心を得られるのも大きいことだと思います。

 「一つ一つの成功・失敗よりも自身の成長のほうが大事」と考え、行動する習慣努力する習慣学ぶ習慣をつくることができるといいでしょう。

 そして、何よりも大事なのは、学んだことを自分の人生に生かすことでしょう。自分の生き方も自分自身も変わらないとしたら、いくら学んでもあまり意味がない(時間とエネルギーの無駄なの)ではないでしょうか。(『知ることは自分が変わること』養老孟司

 そのためにも、自分の人生を幸せなものにする、つまり幸せになるために自分を育てるという人生目標をもって努力することだと思います。課題は自分が生きる中にあり、その成果は自分の幸福度として表れるのです。
 自分の人生の中で一つ一つ学んでいき、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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