読書日記

  人のためを思う

 PHP4月号の特集は『心地よい人間関係のつくり方』。
 山崎武也さん(ビジネスコンサルタント)は、
 人の努力を当てにしないで、どこまでも自分の努力を積み重ねていく。人に尽くすことを辛抱強く続けていく姿勢を崩してはならない。
 「情けは人の為ならず」ではないが、人のためを思いながら人とつきあっていけば、直接に相手からでなくても、めぐり巡って自分のためになって返ってくる。
 自分が心地よい関係をつくりたいと思うのなら、相手に期待しないで、自分から働き掛ける努力をしたほうがいいでしょう。
 その際に、自分のことばかり考えずに、「相手のため」を考えられるといいのでしょう。つきあいの中で何かしら貢献できるといいのではないでしょうか。

 「人のため」は「自分のため」になるのです。(『情けは人の為ならず』)
 少なくとも、人にいいことをするのはちょっと心地よいはずです。
 相手からいいことのお返しが返ってくるかもしれません。
 多少でも関係が良くなれば、それだけ自分が心地よく過ごしやすくなるのです。

 「人のため」を考えて自ら努力し続ければ、きっと関係は良い方向に変わっていくことでしょう。
 「人を幸せにするのは自分の幸せ」と思えるようになり、人を愛する幸せを感じられるようになれたら、なおいいでしょう。



   

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