読書日記

  目的の力

 『自分が変わればまわりが変わる』(ジェームズ・アレン)より、
 「目的」は、人を動かす大きな力です。
 高い精神で生きる心は、価値の高い大きな目的に向かい、弱く愚かな精神で生きる心は、目的すら見つけることができないでしょう。そして、目的を持たない心は、進歩のない議論や争いを繰り返すだけです。
 確かな目的に沿った目標を心に置いている人は、人に認めてもらえなくても、雨のような非難を浴びても、決意を翻さないでしょう。
 「○○したい」という望みが人を動かす原動力だと思いますが、それに「□□のため」という目的が加わると、人を動かす力がさらに大きくなるのでしょう。
 目的には「誰かのため」と「何かのため」があると思います。その両方の「誰かの何かのため」ということもあるでしょう。
 「誰か」には「自分」「人」「社会」など、「何か」にはいろいろあると思いますが「幸せ(につながるもの)」が入るでしょう。
 たとえば、自分の幸せのため、誰かを幸せにするため、人の役に立つため、社会に貢献するため・・・。
 また、いい経験をするため、自分を育てるためというような目的もあるでしょう。

 目的がはっきりしていれば、それを果たす方法を考え、それを目標にして努力すればいいのです。
 一つの目標は達成されるかあきらめるかするとなくなりますが、目的があればまた次の目標をもつことができます。

 『目標には終わりがあるが、目的には終わりがない』 リチャード・ブロディ

 自分にとって大きな目的は「人生の目的」でしょう。
 人生の目的はなくても問題ありませんが、それがあることが幸せになる大きな力になるのだと思います。
 人生の目的として「幸せ(になるため)」を持ってもいいのではないでしょうか。



   

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