読書日記

　　せっかくだから、楽しまなくちゃ

　ＰＨＰ３月号の特集は『気持ちに余裕がもてるヒント　少しだけ休んでみませんか』。
　西城秀樹さん（歌手）は、
　正直、昔の僕には「楽しむ」という感覚はあまりなくて。仕事で遠方へのロケにしても、「面倒臭い」という思いが先に立ちました。。
　でも今は、「よし、せっかく遠くまで来たんだから、楽しまなくちゃ」と自然に思えるようになった。
　生死に関わる大病を経たことで、後悔しながら死んでいくような人生は送りたくないと、強く思うようになりました。
　「楽しむ」というのは、幸せになる方法だと思います。
　でも、「楽しいだけで幸せか？」という疑問をもっている人もいると思います。
　他にも「今が楽しければそれでいいのか？」「将来のことを考えていないのではないか？」「楽しいことにそんなに価値があるのか？」「喜び／充実感／感動などを得られることのほうがいいんじゃないか？」「もっと有意義に生きなければならないのではないか？」などと考える人もいるでしょう。

　ただ確かなのは、「どうせやるのなら」「せっかくやるのなら」少しでも楽しめたほうがいいでしょう。
　「何をやるのが自分にとって幸せか？」と考えるのはいいことです。でも実際には、一番やりたいことだけをやるわけにも、やりたいことばかりをやるわけにもいきません。
　やると決まっていること、つまり今やることは「せっかくやるのだから、楽しもう」と心がけたほうがいい、ということです。

　「楽しむ」と言っても、いろんな楽しみがあり、いろんな楽しみ方ができるのだと思います。自分が心から楽しめたのなら、それは幸せなことだと思います。
　そして、人生を充分に楽しめたのなら、それは幸せな人生と言っていいと思います。
　「楽しむ」という人生の目的をもっていいのではないでしょうか。

　楽しめない大きな原因は心に余裕がないことであり、楽しもうと心がけることが心に余裕をもつ方法なのだと思います。



　　　

次の日の日記

最新の日記

「気持ちに余裕がもてるヒント」

ホームページ