読書日記

  幸不幸は心次第

 『まことの幸福は自己の内面より』(ラシャペル・アンドレ)より、
 心は幸福の創造者でもあり、苦悩の創造者でもあります。
 人生を幸せにも不幸にもするのは心ひとつです。すべては私たちの心次第です。このことに気が付かないで、一生走り回って幸せの青い鳥を追いかけている人は少なくありません。

 最高に豊かな人は、神の望みを受け入れ、その望みに従って生き、自分の持っているものに心から満足している人のことです。
 人の幸不幸は、その人の心の働きに大きく左右されます。
 同じいいことがあっても、幸せを感じられる人と感じられない人がいます。同じような境遇にいても、自分を幸せと思える人と不幸と思ってしまう人がいます。

 心の働きの三大要素は、「感情」「望み」「思考」だと思います。
 幸せになるためには、幸せになれるような感じ方・望み方・考え方ができるようになることが大事でしょう。
 物事の受けとめ方考え方によって感じ方が変わります。
 自分が何を望むかで、人生が変わります求めすぎたり達成不可能な目標をもつのは不幸の元です。
 考え方が変われば、感じ方も望み方も変わり、行動も変わります。その結果として、人生も変わってくると思います。

 心が変わらなければ、環境が変わってもその人の幸不幸はあまり変わらないと思います。たとえ、環境がよくなって一時的に幸せになれても、すぐに慣れて幸せを感じられなくなるでしょう。
 今の幸せを感じる習慣がない人は日常的に幸せになることはできないでしょう。

 反対に、自分が持っている幸せや生活の中で出合う幸せを感じる(そういう習慣がある)人は、「今は幸せ」と思える人であり、環境が変わっても幸せに暮らすことができると思います。 たとえ、悩みや問題があっても、それなりに幸せに暮らすことは可能だと思います。

 自分の心を育てていくことで、少しずつ幸せになっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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