読書日記

  自分自身を知り受け入れる

 『まことの幸福は自己の内面より』(ラシャペル・アンドレ)より、
 ソクラテスは「自分自身を知りなさい」と言いました。このことは幸福に導く光です。
 人間は自分自身の奥深くまでのぞきこまなければ、自分を知ることができません。自分自身を知り受け入れるほど、それだけ自分を育て、花咲かせ、幸福になっていきます。
 幸福になるためには、まず自分の望みを知るを知ることが大事でしょう。
 自分の望みを叶えれば、幸福を感じられるはずです。

 でも意外に、自分の望みがわからない人が多いのかもしれません。
 自分の望みや目標を達したのに、あまり喜べない、幸福を感じられないとしたら、それは自分の本当の望みではなかったのかもしれません。誰かの期待に応えるためだったり、人からすごい・カッコいいなどと思われるためだったり、みんなが望んでいると思い込んでいるものだったり。

 自分が心から望んでいるものかどうかは、実際に得てみないとわからないのかもしれません。
 でも、自分の心に深く問えば、ある程度はわかるものだと思います。また、自分の幸福のヒントは過去の経験人の幸福などにもあるのではないでしょうか。

 自分が望んでも、自分の今の環境や能力によっては得られないものもあります。実現不能なものを望みをもつのは不幸の元です。それを判断するためにも自分自身(の環境や能力など)を知ることが大事なのではないでしょうか。

汝自身を知れ  自分は好好

 たとえ問題や欠点があっても現在の自分を受け入れ、そこからスタートして自分を育てていくことで、少しずつ幸福になっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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まことの幸福は自己の内面より』ラシャペル・アンドレ

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