読書日記

  仕事を追っかける

 『行動することが生きることである』(宇野千代)より、
 とにかく、朝から晩まで、何かに追っかけられているような気持ちで、暮らすことは禁物である。いつでも、こっちから、追っかけるような気持ちでいることである。
 それがどんな仕事であっても、仕事を追っかけていると、とても気持ち好い。ストレスを感じるような暇がない、と言う状態になったら、しめたものである。
 それは、毎日毎日の生活が、充実している、と言うことかな。
 同じことをやっているにしても、追っかけられているのと追っかけているのでは、感じ方も疲れ方も違うのでしょう。

 ○○しなければならない、早くやらないといけない、ちゃんとやらないと怒られる、のような強制や義務によって追っかけられていると、何かしらストレスを感じることになるのでしょう。
 反対に、自らすすんでやる、ワクワクしながらやる、喜んでやる、のように追っかけている分には、楽しめたり夢中になれたりして、ストレスもあまり感じないのでしょう。

 『いかなる職業でも自分が支配するかぎり愉快であり、
  服従するかぎり不愉快である』 アラン

 『仕事を追え。仕事に追われるな』 フランクリン

 仕事を追うためには、仕事の目的や価値を知った上で、仕事に夢や目標をもてるといいでしょう。
 なおかつ、仕事を少しでも愉しむように心がけ、いろんな楽しみや喜びや充実感などの仕事の幸せを感じられるようになれたら、なおいいでしょう。
 そのためには“心の余裕”が必要なのかもしれません。



   

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行動することが生きることである』宇野千代

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