読書日記

  こちらから連絡を取る

 PHP11月号の特集は『いい人生がひらける、人間関係のつくり方』。
 樺旦純さん(心理学者)は、
 素晴らしい人、良い人と出会ったときは、その後もこちらから積極的に連絡を取るようにしましょう。電話が迷惑なら、手紙でもメールでもいい。大した用事がなくても、定期的に連絡を入れ、相手との関係を維持しておくことです。
 人と人との絆は細くて切れやすい。一時は親しくつき合っていた友人ですら、連絡を取り合わなければ、それきりになってしまうこともよく起こります。
 人間関係は、何もしなければ、時とともに冷めていくものです。
 つきあいを大切にしたい相手なら、自分から連絡を取りながら、関係を維持できるといいのでしょう。

 「連絡を取るのがめんどうだ」「なんで自分がしなくてはならないんだ」などと考えるようでは、関係が途切れてしまってもしかたがないでしょう。
 それは両者の責任ですが、関係が続くのを自分が望んでいるのなら、「まず自分から」と考えて行動したほうがいいのでしょう。

まず自分から

 さらに関係を良くしたいと思うのなら、コンタクトを増やす良い関係に貢献するというようなことを自分からすすんでできるといいでしょう。

 反対に、「人間関係は冷めやすいもの」とわかっていれば、イヤな人とのつきあいも「一時の事」で済ましやすいでしょう。
 イヤな人とはたいていの場合、いずれ離れられるのです。それがわかっているのなら、あまり悩み苦しまないほうがいいでしょう。

 『愛はいつも、いっそう深まっていくか、
  だんだん冷えていくかのどちらかである』 フランスの格言

 これは、すべての人間関係に言えることだと思います。

 『友情には絶えず怠らぬ修繕が必要である』 サミュエル・ジョンソン



   

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