読書日記

  人はだれでも「人見知り」

 PHP11月号の特集は『いい人生がひらける、人間関係のつくり方』。
 轡田隆史さん(ジャーナリスト)は、
 ある有名企業の、知る人ぞ知るの広報の達人だった。ところがこの人も、とりとめもない世間話というのが不得意で、一種の「対人恐怖症」だった。
 転機は、人はだれでも「人見知り」なのだと悟ったときに訪れたという。
 だったら、お互いさまではないか。怖がることはない。
 自分で自分を励ましながら、ホイホイと会うようになった。

 そのような人たちとは、いつだって、自分を自分で励まそうと努力している人たちなのである。健気なのである。
 だれでも初対面の人と接する際には、気持ちが落ちつかないものでしょう。
 程度の差はあるが「だれでも人見知り」と考えてもいいのではないでしょうか。

 人見知りと考えれば、「(人づきあいで)気まずいことがあるのは当たり前(特に、面識が少ない人とは)」「(話が続かないのは)お互いさま」などとも考えやすいでしょう。
 「大丈夫、大丈夫」「なるようになる」などと自分で自分を励ます言葉自分の心を支える言葉を自分にかけてあげられると、なおいいでしょう。

 「自分で自分を励ます」「自分(の心)を支える」「自分を助ける」というような“自分に○○してあげる”努力ができるようになれたらいいのではないでしょうか。

 自分の弱さを受け入れた上で、(自分で自分を励ましながら)メゲずに努力を続けられる人が本当に強い人であり、成長していける人、幸せになっていける人ではないかと思います。



   

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