ある有名企業の、知る人ぞ知るの広報の達人だった。ところがこの人も、とりとめもない世間話というのが不得意で、一種の「対人恐怖症」だった。だれでも初対面の人と接する際には、気持ちが落ちつかないものでしょう。
転機は、人はだれでも「人見知り」なのだと悟ったときに訪れたという。
だったら、お互いさまではないか。怖がることはない。
自分で自分を励ましながら、ホイホイと会うようになった。
そのような人たちとは、いつだって、自分を自分で励まそうと努力している人たちなのである。健気なのである。
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