読書日記

  出会いは器を大きくするチャンス

 PHP11月号の特集は『いい人生がひらける、人間関係のつくり方』。
 樺旦純さん(心理学者)は、
 さまざまな人との出会いは、新しい情報とアイデアなどを仕入れる絶好のチャンスになります。
 自分と異なる人でも受け入れ、相手の話を聞いているうちに、心が広くなってきます。これは「人としての器」と言い換えてもいいかもしれません。
 器が大きくなって余裕が生まれれば、些細なことで感情的になったり不愉快になったりせず、大らかな気持ちでいられるものです。
 人との出会い・つきあいの中で、人はいろんなことを知る・学ぶことができます。
 幸せになるためには、自分を知ることも大事ですが、人を知ることも大事です。いずれも、人間を知ることにつながり、そこから人間の幸せを探究することができるからです。

 人を知るためには、相手を受け入れることが大切です。
 「こんな人もいる」と相手の存在を受け入れる、「こういう所もある」と相手の悪い所もいい所も受け入れる、「違っていていい」と自分との違いを受け入れる、「この人にはこの人の□□がある」と相手(のポリシー)を尊重する。
 このような考え方を心がけられるといいでしょう。

人はハオハオ   自分は好好

 また、人をよく知るためには、相手の話をよく聞くように心がけたほうがいいでしょう。

 人を受け入れられるようになることは、人間としての成長・人としての器を大きくすることにつながるのだと思います。
 そうすれば、小さいことであまりくよくよしない人にあまりイライラしない人間関係であまり悩まないようになっていけるのでしょう。
 さらに、大らかな心を手に入れることができ、幸せを感じる心の余裕も生まれてくるのではないでしょうか。

 人との出会いは“器を大きくするチャンス”、人生とは“人間(関係)を学ぶ場”“自分を育てる場”などと考えられるようになれるといいのかもしれません。



   

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