ダ・ヴィンチは、凡庸な人間は「注意散漫に眺め、聞くとはなしに聞き、感じることもなく触れ、味わうことなく食べ、体を意識せずに動き、香りに気づくことなく呼吸し、考えずに歩いている」と嘆いている。幸せは「いま、ここ」にあります。今身近にある幸せに気づけなかったり、なんとなく見過ごしてしまうようでは、なかなか幸せにはなれないでしょう。
あらゆる楽しみの根底には、感覚的知性を磨くという真面目な目的があるのだ。
感覚は、快感や苦痛を伝える導火線であるだけでなく、知性の助産婦でもある。
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