読書日記

  自覚・覚他

 『般若心経入門』(松原泰道)より、
 自分だけのしあわせでもない。他人だけのしあわせでもない。他人のしあわせが自分のしあわせになる――それが自覚・覚他です。

 万物は、相互に助けあって、ともに幸福に生きるのです。
 万物は、すべてのものから恩恵を受けつつ、すべてのものに報恩する“相互乗入れ”の関係にあるのです。
 他人のしあわせに嫉妬したり、自分と比べて落ち込んだりする人もいれば、他人のしあわせは自分のしあわせと思える人もいます。
 人のしあわせについての幸せになる考え方ができるようになれるといいでしょう。
 少なくとも、人のしあわせを見て不幸にならないように、愛する人のしあわせは自分のしあわせと思えるようになれたらいいのではないでしょうか。

 人のしあわせは自分のしあわせと思えるようになれば、人をしあわせにすることが自分のしあわせになる方法になります。

人を幸せにすることが自分の幸せ と思える人は、幸せになりやすい

 人を愛する幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。

 私たちはすべてのもの(事・人・物)から恩恵を受ける(可能性がある)のかもしれません。
 自分が受けた恩恵には感謝の心をもって報恩できるといいのでしょう。
 また、愛の心をもって、まず自分から、恩を与える(相手を幸せにする)ことができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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