読書日記

  「相手のため」を考える

 PHP6月号の特集は『話のおもしろい人、好かれる人 心地よい関係をつくる話し方』。
 安藤優子さん(キャスター)は、
 相手が何を求めているのか。自分はその人のために何をすればいいのか。
 それを考えることが、人間関係には大切なことだと思います。

 言葉も同じこと。相手に対して、どういう言葉をかけてあげればいいのか。どんな言葉を相手は待っているのか。
 言葉を発する前に、一瞬そのことを考えてみる。

 そして頭の中のハンドバッグには、たくさんの言葉を詰め込んでおく。
 そういう気持ちが人との関係を良くしていくのだと思います。
 相手が望んでいることを察して、自分が相手にできることを考え、それを実践できるようになれたら、人間関係は良くなるのでしょう。

 相手にできることの一つが、相手が望む言葉・相手のためになる言葉をかけてあげることなのでしょう。
 たとえば、言ってほしい言葉相手の立場に立った言葉人を動かす言葉心を伝える温かい言葉、・・・。
 反対に、人に言ってはいけない言葉もあるでしょう。

 相手のためを考えることができるかどうかは大きいことだと思います。
 でも、それができる人はそれほど多くはいないでしょう。
 「どうしてそんなことをしなければならないのか」「そんなことをしてまで好かれたくはない」などと考える人もいるでしょう。

 相手との関係が良くなれば、それだけ自分も心地好く幸せに過ごしやすいでしょう。
 その前に、人を喜ばすこと・人を幸せすることができるのは自分の喜び・幸せと思えればいいのでしょう。
 「相手のため」を考えることが「自分のため」になる、と信じられるかどうかが分かれ道なのかもしれません。


   

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