どうやら、ぼくたちの発想を大きく転換することが求められているようだ。自分がもっていない幸せばかりを追い求めると、それらが手に入らない限り幸せにはなれません。
もっていないものを追い求めることから、もっているものを楽しむことへ。ないものねだりから、あるものさがしへ。
遠い場所から身のまわりへ。希少なものばかりに群がる自分から、一見どこにでもざらにあるものに熱い眼ざしを向ける自分へ。
お金ではかられる価値のすぐ横にお金でははかれない価値をおいてみる。自分のものにする喜びのそばに、ほかの人たちと分け合ううれしさを、おいてみる。
次の日の日記 『「ゆっくり」でいいんだよ』辻信一 ホームページ |