読書日記

　　逆境の過程こそが生きている証

　ＰＨＰ５月号の特集は『物事は必ず好転する！　逆境から抜けだすヒント』。
　高木美保さん（タレント）は、
　今思うのは、逆境は決して暗く苦しいだけのものじゃないということです。
　「ああ、もうダメだ。どん底だ」と思っても、そこには必ず学ぶべきことがあるんです。

　逆境の中で葛藤する、悩んで考えて答えを見つけようともがく。その過程こそが生きている証なんじゃないでしょうか。
　ほとんどの人の人生には、逆境と思われる時期もあるのではないかと思います。
　確かに、その時はつらく苦しい思いをし、暗く憂うつな気もちで過ごすことでしょう。
　でも、人生という長い目で見れば、マイナスのことばかりではないのではないでしょうか。
　何か学べることがあるはずです。本人にその気があれば、きっと「いい経験にする」ことはできると思います。

　また、どんな不幸も幸せに変えることはできると思います。
　そのためには、まず現実を受け入れること、そして希望をもつことが大切です。

　『逆境においては、人は希望によって救われる』　メナンドロス

　「もうダメだ」と（一瞬思うことはあっても）あきらめずに、目の前の問題に真剣に取り組んでいけば、きっと物事が好転し、道は開けるのだと思います。
　その過程が自分を育て、人生を豊かにしてくれるとも考えられるでしょう。

　また、逆境を乗り越える過程こそが、やりがい・生きがいがあり、“生きている証”と考えることもできるのではないでしょうか。



　　　

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