読書日記

  健康で機嫌のいい人でいたい

 PHP4月号の特集は『たまには“いい人”やめてみませんか!?』。
 曽野綾子さん(作家)は、
 私は素顔に近い生き方を人に見せ続けて生きるようにすることを覚えてから、あまり生活に疲れなくなった。素顔に近いということは、決して頑なに化粧を拒む、ということでもない。しかしできれば、お化粧をしなくてもまあまあお見苦しくないような、健康そうで、機嫌のいい性格の人でいたいと思って来たのである。
 きれいな素顔があればいいのだが、それはむずかしいから、せめて健康そうで、いつも何かを人間らしく考えることで楽しんでいるような人がいい。
 人づきあいで疲れるのは、人の目を気にしすぎたり人に気を使いすぎたりして、自分に合わないことをしているからなのかもしれません。
 自分らしく生きられるようになれば、もっとラクになるのではないでしょうか。
 そのためには、「自分は自分」と思えるようになり、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きることが大事だと思います。

 人に対して無理に装うことなく、素顔に近い自分でいれたらいいのでしょう。
 心身ともに健康で、機嫌よく穏やかな心で人と接することができれば、無理して装わなくても、人に好感を与えることになるのではないでしょうか。

 「都合のいい人」や「ただのいい人」のような、人にとっての“いい人”になるよりも、自分にとって心地いいことが大切でしょう。
 そのためには、少しでも自分のやりたいことをやり、生活を楽しむことだと思います。
 その上で、人間として成長し、人にやさしくなることができたら、なおいいのでしょう。



   

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