読書日記

  「したい」の中で生きる

 PHP4月号の特集は『たまには“いい人”やめてみませんか!?』。
 対談「谷村新司(音楽家)×小松成美(ノンフィクション作家)」より、
谷村 多くの人は「ねばならない」の中で生きている。だからストレスがたまるんだと思う。そうではなくて、大事なのは「したい」の中で生きることじゃないかな。

小松 なるほど、人は、「いい人」を演じなくちゃいけないんだ、「いい人」と思われなくちゃいけないんだ、そう縛りつけるから辛くなるんですよね。そうではなくて、自分がどう見られたいかより、どうしたいのかを考えることこそが大切なのだと思います。
 自分が「したい」ようにやれたらいちばんいいのでしょう。
 でも、人にどう思われるかを気にすると、なかなか「したい」ようにはできないこともあるのでしょう。

 「いい人」と思われなくちゃと思うのではなく、「人とうまくやりたい」「人にやさしくしたい」というような「したい」の気もちから、人を思いやることができればいいのではないでしょうか。

 何事も「ねばならない」と思ってやるよりも「したい」と思ってやれたほうがいいのでしょう。
 そのためには、やらなくてはならないことを楽しめるように工夫することが大事だと思います。
 人間関係も「ねばならない」ではなく、「人づきあいを楽しもう」と心がけることができればいいのでしょう。

 「ねばならない」は不幸にならないため、「したい」は幸せになるため、という感じがします。
 「やりたいこと」を「したい」ようにやれるように心がけて、不幸にならない生き方より幸せになる生き方ができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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