読書日記

  夢は小さく持て

 『壁をブチ破る最強の言葉』(桜井章一)より、
 若い人たちにはいつも、
 「夢は小さく持て」
 ということにしています。

 小さな夢に向かって、いま自分ができることをコツコツと誠実にやっていく。
 そうやって、その小さな夢が実現したら、次の小さな夢を持って、そこに向かって、またコツコツやって、だんだんと大きな夢に向かって歩いていけばいいのです。
 とにかく、「夢を持って生きる」ことが大切なのだと思います。

 「夢」というと叶わぬもの・はかないもののように思っている人もいるでしょう。幸せに生きるための「夢」とは「幸せの目標」です。
 幸せには大きな幸せから小さな幸せまでたくさんあり、夢にも大きな夢から小さな夢までたくさんあると思います。
 大きな夢はすぐには見つからないかもしれませんが、小さな夢を持って生きながら大きな夢を探していけば、いつかきっと大きな夢も見つかるのではないでしょうか。

 達成可能な目標を持つことが大事です。自分には達成できない・叶わぬ夢を持つと自分を苦しめることになるでしょう。
 小さな夢でも達成できれば、うれしく、確かな幸せを得ることができます。それが自信にもつながるでしょう。
 たとえ、叶わなかったとしても、それなりに能力は向上するでしょう。失敗から得られるいい経験もあるのではないでしょうか。

 そういう経験の積み重ねが自身の実力を向上させ、その後の夢の実現に役立つのだと思います。
 夢や目標を持たずに生きる人は、いつまでたっても変わらず、むしろますますチャレンジできなくなるのではないでしょうか。
 夢や目標を持って努力する習慣のある人とない人では、得られる幸せの量も大きさも、時とともに差が開いていくでしょう。

 夢や目標を持てない、持っても努力が続かないという人は、「努力するのがつらい」と思うからかもしれません。
 夢や目標を愉しんで生きられるようになれたらいいのでしょう。
 自分に合った幸せの目標を持ってイキイキと生き、自分なりの幸せな人生にできればいいのではないでしょうか。



   

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