読書日記

  「結果」より「やり方」が大事

 『壁をブチ破る最強の言葉』(桜井章一)より、
 結果も大事ですが「やり方」は常にもっと大事なのです。

 「やり方」はよかったけど「結果」が思ったようにならなかった場合、その過程の体験は財産となって次につながります。
 反対に「結果」はよかったけど「やり方」が正しくないとき、それはマイナスの目に見えない重しとなって次第に悪い結果を生むようになっていくものなのです。
 つまり、長い目で見てよい結果を出そうと思えば、やはり過程がとても大事なのです。
 「終わり(結果)よければすべてよし」ということもあると思いますが、長い目で見ればそうとは言えないこともあるのでしょう。

 たとえば、手抜きや安易なやり方をして一時的によい結果が得られても、そういうことは続かないでしょう。一時の成功で慢心や油断をして努力を怠るようになっては、長い目で見れば大きな失敗になるのではないでしょうか。
 また、間違ったやり方やずるいやり方などでうまくいったとしても、どこかにやましさが残り、本当の喜びや幸せは感じられないと思います。「バレなければいい」などの安易な考えでしたことが露見して大事に至ってしまう危険性もあるのです。

 正しいやり方を心がけていれば、長い目で見ればよい結果につながるのだと思います。
 常に「ベストを尽くそう」と心がけ、いい心の姿勢をキープしていい努力を続けることが大事なのではないでしょうか。

 もう一つ大事なのは、「結果の幸せ」だけでなく「過程の幸せ」を大切にすることだと思います。
 そのために、努力の過程を楽しめるようになれたらいいのでしょう。
 それは「人生」でも同じだと思います。

 「過程(やり方/生き方)よければそれでよし」と考えて生きられるようになれたらいいのではないかと思います。



   

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壁をブチ破る最強の言葉』桜井章一

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