読書日記

  想像すること

 『やさしさの法則』(ギャビン・ウィトセット)より、
「今、何をしたら、なんと言ったら、あの人を幸せにできるだろう?」

 ほほ笑み、やさしいことば、ドアを押さえてあげること、電話すること、あるいは簡単なメッセージを送ること……かもしれません。

 でも、ポイントとなることは想像することです。
 ほかの人が何を考え、どう感じているかを推し量ること、そして、その人たちを喜ばせるために自分のことばや行いをどう合わせたらいいか、考えることです。
 『幸せになるためには、社会的に成功するための努力をするよりも、
  やさしい人になる努力をするほうがはるかに有効である』 加藤諦三

 やさしい人になるためには、第一に「どうしたら、あの人を幸せにできるだろう?」と考えることでしょう。
 そのためには、まず相手が何を考え、どう感じているかを推し量り、それをヒントに相手を幸せ(な気もち)にする方法を考えるといいのでしょう。
 そして、その方法を実践したとき、相手はどう思い・どう感じるかを想像しながら、やり方を工夫できると、なおよさそうです。

 相手の心(感情・望み・考え)を思いやるということが、やさしさや愛の基本なのだと思います。
 うまく思いやるためには想像力が大事なのでしょう。と言っても、思いやる想像力は工夫しながら実践を繰り返す中で磨いていくものだと思います。

 やさしい心・愛の心を育てていくことで、人を幸せにする幸せを感じて生活できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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やさしさの法則』ギャビン・ウィトセット

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