読書日記

  行動する中でエネルギーは蓄えられる

 『「青い鳥」をさがしすぎる心理』(加藤諦三)より、
 行動する中でエネルギーは蓄えられる。座っているといよいよエネルギーはなくなる。体を使わないとその部分が弱ってくるのと同じである。

 今の時代は迷いやすい。様々な情報が入って来るから、その情報に惑わされて突き進めない。情報に惑わされず、目的をあくまでも信じて、行動することである。
 行動の中で蓄えられたエネルギーを使って一気に形にもっていく。それが「事を起こす」ことである。
 使わないところは、弱くなる(退化する)。
 そのまま使い続ければ、維持できる。
 今よりも(強く/長く)使えば、強くなる。
 より良く使う工夫を続ければ、上達する。

 行動する人・努力する人はそれだけ幸せを得やすいでしょう。また、行動力や努力力は少しずつ向上していくでしょう。
 行動しない人はますます行動できなくなり、努力しない人は努力が苦手になるでしょう。
 その結果、行動する人・努力する人と、行動しない人・努力しない人の差はだんだん大きくなっていくのではないでしょうか。

 情報が多いということは、悪い結果につながりやすい情報も多くなるということであり、迷いやすく行動しにくくなるのかもしれません。
 迷った時には、行動する価値を考てみるといいでしょう。その中には、「いい経験になる」「成長できる」という価値もあります。行動する価値があると思うのなら、それを目的に行動できるといいのでしょう。

 一方、行動しない(という第三の)選択には、「自分が弱くなる」というマイナスも加えて考えたほうがいいのかもしれません。

 行動する習慣努力する習慣を身につけ、自分自身の向上を実感しながら生活できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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