読書日記

  向上を感じながら生活する

 『上達の法則』(岡本浩一)より、
 時間をかけてやる限り、ある程度に上達することによって、多忙が心理的な忙殺を生まないような生活をすることができる。

 そのようななかで、毎日、毎週、少しずつ自分自身の技量が向上して行くのを感じながら生活することは、なかなか大切である。

 また、立派に職業生活をこなす一方、そのような上達を達成できたという自信は、深部で、自分の仕事の能力への自負、自信にもつながっていくものである。
 何かを身につけようと努力を始めた当初は、いろいろと大変でしょう。
 でも、一日にやる時間がそれほど長くなければ、慣れるにつれてラクになるでしょう。
 また、上達にするにつれてラクになるだけでなく、それなりに楽しめるようになれるのではないでしょうか。

 努力を続ける過程で、自身の技量の向上など進歩を感じられれば、喜びを感じられるでしょう。
 自分で考えて工夫したことがうまくいった時の、工夫の喜びも感じられると思います。
 また、そういう生活の中で充実感も感じられるのではないでしょうか。

 このような喜びや幸せを感じ、楽しめるようになることが、努力を持続させ、上達を早めるためには、とても大事なのだと思います。
 ただつらいだけの努力、つまらない努力は長くは続かないのではないでしょうか。

 自身の上達を感じられれば、それにつれて自信もついてくるでしょう。
 自信がつくにつれて、安定した上達ができるようになるのだと思います。
 一つの面に対する自信は、他の面にもいい影響を与え、他のことがうまくできたり上達が早くなったりすることもあると思います。
 また、一つの面の自信は、トータルな自分自身の自信にもつながるのだと思います。
 「自信がない」という人は、何か一つのことに上達するという目標をもって努力してみるのもいいのではないでしょうか。



   

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上達の法則』岡本浩一

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