人に話しかける前に、自分の胸に聞いてみることです。「自分のこの発言は何のためにするのだろうか?」と自問してみれば、自分を正当化したいだけ、人の注目を集めたいだけ、単なる言い訳などと気づけることもあり、発言を控えることができる時があるかもしれません。
「今私が語ろうとしていることは、自分のみを正しいと主張したいだけではないだろうか。私の振る舞いによって、周囲に混乱が広がるのだろうか。それとも平安が広がるのだろうか」と。
それから、愛と思いやりをもって人に接するのです。
できれば、一日のうちに一・二回は、自らのエゴの反応を冷静に観察して、それがあまりのさばらないように気をつけてください。
そうした習慣を続けているうちに新しい自己のあり方が身に着いて、苦もなくエゴを制御できるようになります。
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