読書日記

  手に負えないことに思い悩む?

 『静かな人ほど成功する』(ウェイン・W・ダイアー)より、
 キケロの人間が陥りやすい六つの間違い(2)
「変えたり、訂正したりできないことについて思い悩む傾向」

 どのようなことでも、悩もうと思えば、悩みの種にならないものなどありません。
 自分には手に負えないことにせよ、手に負えることにせよ、そもそも思い悩むこと自体が、大きなエネルギーの無駄遣いというものです。
 変えようのないことで思い悩んでしかたがないでしょう。
 過去の出来事、他人(を自分の思うように変えること)、今の自分ではどうしようもないこと、慢性的な問題、宿命的なこと、・・・。

 変えようのないことで思い悩むのは、大きなエネルギー(時間と(主に精神的な)パワー)の無駄遣いでしょう。
 人間の時間とパワーには限りがあります。思い悩むことが多ければ、それだけ幸せに過ごせる時間と、幸せになるための努力に使えるパワーが減ってしまいます。

 考え方しだいでは、どんなことも悩みになってしまいます。
 反対に、考え方しだいで、悩まない(考えない問題化しない)ですむことも多いと思います。

考えてもしかたがないことを 考えるのはよそう

 思い悩むことを減らし、その分のエネルギーを自分が幸せになるために使えるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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