品格というのは、自分の今まで生きてきた人生というものを認められるかどうか。等身大のおのれを受け入れているかどうかによって、輝きもし、濁りもする。知識が豊富でも、品(格)がない人は、知性があるとは言えないのでしょう。
受け入れられている人は品格があるが、受け入れられていない人は品格がない。
若い時から、自助の精神と、やせ我慢的努力で、そしてある年齢になった時に、10年、20年、30年経った時に、その努力が実を結んで、形而上的生きがいと自信を獲得できたかどうかにかかっていて、それがすなわち品格ということなんです。品格は一朝一夕に身につくものではないのでしょう。
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