読書日記

  理性と情

 『稲盛和夫の哲学』(稲盛和夫)より、
 事業を展開していくときに、情で判断し、情で行動したら、収拾がつかなくなります。また、情で判断して、理性で行動しても、道を誤ります。かといって、理性で判断し、理性で対応したら、誰もついてきません。

 大事なことは、最初の段階では理性で考え、実際の対応において情をつけることだと思います。
 大事なことを、人に対する情だけで判断するのはよくないのでしょう。情も汲んだ上で、最終的には理性で判断したほうがいいのではないでしょうか。
 また、自分の悪感情や悪い気分に流されないことも大事でしょう。

 実際に行動する際には、極端に非情にならずに、できる範囲で情を大切にしたほうがいいのでしょう。
情けは人の為ならず

 何かを判断し行動する際には、自分の心を大切にすることも大事です。
 正しさよりも自分の気もちを大切したほうがいい場合はけっこうあると思います。
 同様に、自分の心を大切にして生きることね大事でしょう。

 自分の心(感情・望み・考え)も大切にできる理性(幸せになる考え方)を身につけていくことができたらいいのではないでしょうか。



   

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稲盛和夫の哲学』稲盛和夫

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