読書日記

  人間関係に過敏にならない

 『自分のこころがすっきり見える51のヒント』(町沢静夫)より、
 人間関係をうまくやろうと気にしすぎると、かえってそのために疲れたり、関係がうまくいかなくなるものです。
 まず、いまの仕事に打ち込むことで自信がつき、人間関係に過敏になるよりも、自然に自分を発揮できるようになれば、周囲の人との関係もスムーズになるものです。

 また、当面一人でもよいのだという孤独に耐える強さをもつことも、自分のペースを守るのに重要です。
 “孤独こそわが宿”なのです。その余裕が人との関係をよくするものです。
 人間関係で悩みやすい人の中には、「“誰とでも”“うまく”つきあえないといけない」のような無意識の思い込みがあるのかもしれません。それでは、自分の思い通りにならなくて苦しんでしまうことが多いでしょう。
 世の中にはイヤな人もいれば、うまくいかない人もいます。
 また、人づきあいには気まずいこともあれば、トラブルもあります。

 人間関係をうまくやろうと気にしすぎて過敏になるよりも、多少のことは我慢して、自分がやるべきに力を入れたほうがいいのかもしれません。
 やることをちゃんとやっていれば、それなりに人からも認められ、少しは自信ももてるのではないでしょうか。

 人間関係がうまくいかないのは、心の余裕がないからかもしれません。
 焦らずに、心の余裕をもって関係を良くする努力ができたらいいのでしょう。

 孤独を怖れる人は、心の余裕をもって人とつきあうことは難しいでしょう。
 「一人でもいい」と思える強さがもてればいいのでしょう。
 そのためには、まず、「一人は寂しい」と考えるのではなく、「一人は気がラク」「一人ならやりたいことができる」「一人は楽しい」などと“一人”について考えられるといいでしょう。
 そして、一人の時間を楽しめるようになれればいいのでしょう。(生活を楽しむヒント

一人も 好好 二人も 好好 みんなも 好好

 こんなふうに思えるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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  51のヒント』町沢静夫

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