読書日記
自分なりの信念やスタイルを持つ
『決断力』(羽生善治)より、
今は、周りに流されやすい時代だ。
情報の量がふえ過ぎ、それへの依存度がどうしても高くなってしまう。高くなると、イメージを思い浮かべたり、ものを創るといった力が弱まってしまいがちだ。
そんな中で、自分なりのスタイルや信念を持つことが、非常に大事になってきているのではないだろうか。
それがないと根無し草と同じ、流されるだけになる。
自分なりの信念やスタイルを持つことは、物事を推し進め、深めていくためのキーなのだ。
役に立つ情報が容易に入手できるのは、便利でとてもいいことだと思います。
ただし、それだけでは浅いところにとどまってしまうでしょう。
何かをより深くやれるようになりたいと思うのなら、自分でよく考え、工夫していくことが必要でしょう。
また、情報の量が多いということは、その中から取捨選択することが大事でしょう。
不用な情報は切り捨てていかないと、整理が大変になり、それだけ選択にも迷うことになるでしょう。
そして、うまく選択するためには情報や知識や経験を活かす理性を高めていくことも大切なのではないでしょうか。
一つの事を深めていくためには、自分なりの信念やスタイルを持つことができるといいのでしょう。
そのためには、やはり、自分でよく考え、工夫を重ねていくことだと思います。そのうちに、少しずつ自分の考えもまとまってきて、自分なりのスタイルもできてくるのだと思います。
また、自分なりの信念を持つためには、「生きること」について深く考えることも大事だと思います。(自分の幸せ・生き方について考え直す)
その中で、自分を持つことができたらいいのではないでしょうか。