読書日記
上達法の基本プロセス
『決断力』(羽生善治)より、
私が、将棋を上達するためにしてきた勉強法は、初心者のころも今も変わらない。基本のプロセスは、次の四つだ。
・アイデアを思い浮かべる。
・それがうまくいくか細かく調べる。
・実践で実行する。
・検証、反省する。
自分の頭で考え、工夫する――その苦労や努力だけが自分の力になるのだと思う。
何かに上達したいと思うのなら、その努力を続けることが必要です。
そして、その基本プロセスは変わらないのでしょう。
それは幸せになる方法の上達でも同じだと思います。
まず自分が幸せになれるもの(事/人/物)を思い浮かべ、それを願う。(自分の幸せを知る)
次に、それを実現するための幸せになる方法を具体的に考える。(○○たらいいな。ではどうしたら?)
次に、考えた幸せになる方法を実践する。(幸せになれることを考え、実践する)
そして、結果を確認し、改良点を考える。(自省する)
基本的には、よく考えて、工夫を重ねることだと思います。
そういう努力を続けることで、自分なりの幸せになる方法に上達し、幸せになる能力を向上させていけるのではないでしょうか。
このようなことは、みんなわかっているのではないかと思います。
ただし、それを実際に実践し続けることができない人が多いような気がします。
そのキーポイントは、いい心の姿勢をキープすることではないかと思います。