読書日記

  心一つの置きどころ

 『運命を拓く』(中村天風)より、
 所詮、人生は心一つの置きどころ。
 人間の心で行う思い方、考え方が、人生の一切を良くもし、悪くもする、というのが人生支配の根本原則である。

 思い方や考え方が積極的であれば、積極的なものが出来、消極的なら消極的なものが出来る。
 何事においても、そのときの心の状態が、成功を生み、また失敗に追いやる。
 中村天風のこのような考えは、『原因と結果の法則』のジェームズ・アレンと似ていると思います。

 「自分の思いが人生を創る」と、アレンも言っています。

  『心が変われば、態度が変わる。態度が変われば、行動が変わる。
   行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。
   人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる

 考え方が変われば、自分の行動が変わり、結果として人生が変わる、ということでしょう。

 また、「良い思いが良い実を結ぶ」とも、アレンは言っています。
 天風哲学では“積極の心”をすすめています。

 夢や目標を達成するためには、いい心の姿勢をキープして、いい努力を続けることが大事なのではないでしょうか。



   

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