読書日記

  今を大事にする

 『プロ論』(B-ing編集部[編])より、
 笑福亭鶴瓶さん(落語家)は、
 特に若い人に言っておきたいのは、今を喜び、大事にしてほしいということですね。
 今を飛ばして先に起こる結果ばかり気にし過ぎたり、世の中の価値観で見過ぎたらダメになるんです。

 だから、「これや、これが自分の仕事や」と思ったら、まずは必死でやること。
 そこで自分の型をつくって、自分の世界をつくって中心人物を目指すんです。
 幸せになるためには、今を大切にできるようになることが必要でしょう。
 逆の言い方をすれば、今を幸せに過ごせている人は、今を大切にできているのだと思います。

 先の結果ばかりを気にし過ぎて、今を完全に犠牲にして(つらいだけで、まったく幸せを感じられずに過ごして)しまうのは、自分のためによくないでしょう。
 人の目(人の思惑・人からの評価など)を気にし過ぎて、自分の幸せを見失ってしまうのもよくないでしょう。

 今やっていること(仕事・勉強・家事など)をおろそかにするのは、今の幸せだけでなく、将来の幸せにも悪影響を与えるのではないかと思います。
 今ちゃんとやるべきことを一所懸命にやり、自分なりのやり方をつくり、自分を活かせる場をつくっていくことが将来の幸せにもつながるのだと思います。
 どのような生き方を選ぼうとも、自分の生き方は「これでいい」と思えるように生きることが大事ではないでしょうか。

 そして、いちばん大事なことは、楽しさや喜びなどの幸せを今の生活の中で感じられるようになることなのではないかと思います。



   

次の日の日記

プロ論

ホームページ