第1講 幸せを感じられるようになるために
第4週 生活の中で幸せを感じられるようになるために

 幸せを感じる練習をやってみた人は、意識すれば少しは幸せを感じられることが実感できたのではないでしょうか。あとは、少しずつ幸せを感じられることを増やし、より幸福感を感じられように、自分なりに工夫を続けていけばいいのです。

 そこで次は、日常生活の中で幸せを感じられるようになることが課題です。ところが、それが意外に難しいのです。
 意識すれば幸せを感じられても、その意識が生活の中ではなかなできないのです。「幸せを感じよう」と思うことはあっても、何かを始めると、つい忘れてしまうのです。
 「幸せを意識して生活すること」については『幸せについて』に書きました。

 基本的には、「幸せを感じよう」「幸せな気分で過ごそう」「幸せに暮らそ う」などと、(心の中で)言うことで、意識できるようにしていくしかないと思います。

 私は、幸せを意識して生活できるようになるために、「幸せになる宣言」というのを実践するようにしました。少しずつ意識できるようになりました。

 最近は、「幸せになる宣言」はしていません。それは、「ハオハオ」という言葉が(心の口グセのように)身についたからです。
 いいことがあった時には、「好!好!」と(無意識に)心の中で言うことで、幸せに気づき、喜べることが多くなりました。詳しくは、「ハオハオ・マニュアル」をご覧ください。

 「ハオハオ」という言葉に違和感がある人もいると思います。そういう人は、「いいなぁ」「幸せだなぁ」のような言葉がすぐに出てくるように心がけてみるといいと思います。

 とにかく、いいことがあった時、いいものを見つけた時、自分の幸せに気づいた時には、素直に喜び、幸せを味わうように心がけることが大切なのです。

 たぶん、幸せを意識して生活することはすぐにはできないと思います。
 でも、心がければできる時もあります。少しでも幸せを感じられたら、喜んでください。

 以前の自分(の生活)に比べたら、幸せを感じられることが増えたと思えるようになった人は、自信をもっていいと思います。そのまま努力と工夫を続ければ、少しずつ幸せを感じて生活できるようになれるでしょう。


   

第1講 幸せを感じる

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