読書日記

  明日を信じて今日を精一杯生きる

 『「幸せ力」をつける、ちょっとした生活術』(斎藤茂太)より、
 私たちは幸せというと、まるで外に「完全なる幸せ」というものがあって、これから見つけ、手に入れなければならないものであるかのように思い込んでいる。そんな幸せなどはないのだ。

 明日を信じて今日を精一杯生きるという、生きる過程の中にこそ、幸せは生まれてくるのである。
 何をなしたかではなく、何をしつつあるかのほうが重要なのだ。

 自分の人生に明日への希望や目標、夢を託して今日を精一杯生きることこそ、幸せの秘訣なのである。
 特別な一つの幸せが手に入れば完全に幸せになる、ということはないでしょう。
 一つの幸せで一時的に幸せになれても、それが一生続くことはないのではないでしょうか。

 一つ挙げられるとしたら、「(幸せの青い鳥は)幸せに暮らす習慣」です。
 でもそれは実際には、一つの幸せではなく、生活の中でいろんな幸せを感じられるようになることです。

 “本当の幸せ”“完全な幸せ”については、このHPを開設してすぐ(10年以上前)に書きました。
 そんな幸せはない、と私も考えます。

 幸せは生きる過程の中にある、というに私も賛成です。それは、「今は幸せ」と思って暮らせるようになることだと思います。
 なおかつ、明日の幸せを信じて生きることができたらさらにいいのでしょう。
 つまり、「今」が幸せで、「将来」はさらに幸せの希望がもてる生き方ができたらいいのではないでしょうか。
 そのためには、「今は幸せ」と思えるようになることと、希望夢をもって今を精一杯生きることだと思います。



   

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「幸せ力」をつける生活術』斎藤茂太

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