読書日記
好きなことの好循環
『プロ論』(B-ing編集部[編])より、
中村修二さん(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授/青色発光ダイオード開発者)は、
成功している人というのは、好きなことをやっている人なんです。
好きなこと、得意分野、興味あること。早くそういう方向に進むべきです。
もし方向がまだ見つからないなら、真剣に考えてみたほうがいい。本当は何が好きなのか。何が得意なのか。
好きなことなら、いくらでも努力ができます。
すると、結果がついてくる。結果が出れば、自信になる。
好循環につながっていくんです。
好きなことなら、やる気・やりたい気もちになる。
好きなことなら、楽しめる、苦にならない。
好きなことなら、夢中になれる、努力が持続できる。
その結果、いい結果が出やすい。
いい結果が出れば、うれしいし、さらにやる気や興味も湧いてくる。
いい結果が出れば、自信につながる。自信をもってやれば、さらにうまくできるようになる。
いい結果が出れば、当然、さらに好きになる。
そういう好循環の軸になるのが、自分の“好き”という気もちなのだと思います。
と言っても、はじめからすごく好きなことや、得意なことや、すごく興味があることは見つからないかもしれません。
はじめは、なんとなくやってみたいことや、たまたまうまくできたことや、ちっょと興味があることをやってみて、それが自分に合うものなら好循環が始まり、好きになり、上達し、興味深くなっていくのでしょう。
結局は、自分に合った目標をもって、いい努力を続けられる人が成功するのだと思います。
そのキーポイントが、自分がそのことを心から“好き”であること、なのではないでしょうか。