読書日記

  自分の最良の友となる

 『自分に自信をもて!』(マックスウェル・マルツ)より、
 物理的な画像の裏側にある像を求めて、鏡を見るのだ。
 こわがってはならない! 何も噛みついたりはしない。そこにいるのはあなただ。
 そして、そのあなたが自分を正当に扱わなければならないのだ。自分の最良の友とならねばならないのだ。

 自分自身に対してできると思われる最高のことをし、自分を高める決意を喜びとしながら、あなたの人生に光明を投げかけてくれる自尊心へ向かってほしい。
 鏡に映る自分を客観的に見られれば、もう一人の自分をイメージしやすいのかもしれません。
 自分を大切にすることが難しい人は、「もう一人の自分を大切にしよう」と考え、自らが自分の最良の友・最良の援助者になれるように努力できたらいいのではないでしょうか。

 自分を大切にする、自分を助ける、自分を守る、自分にやさしくする、自分を強くする、自分を幸せにする、・・・「自分で自分を○○する」「自分に○○してあげる」というのようなことを一度も考えたこともしたこともない人もいると思います。
 そう考えられる人は自分を大切にできる人、自尊心のある人、と言えるのかもしれません。

 自分の最良の友となり、もう一人の自分を幸せにすることと自分を育てることに力を尽くすことが、自分を大切にすることにであり、自尊心を高めることにもなるのではないでしょうか。



   

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